2026年5月2日から3日。
時は来た。
おじさんは推しメンちゃんと、ついにテント泊を実行する。
この日のために、1年かけて装備を揃えてきた。
テント泊用ザック、テント、マット、寝袋――
ほぼモンベルのイベントでお得に仕入れた装備たちである。
「こういうところだけは抜かりがないんだよな」
と自分でも妙に納得する。
当初は4月29日〜30日の予定だったが、天候不良で延期。
だがこの日、天候は回復した。
――作戦決行である。
山行概要
- 山行日:2026年5月2日〜3日
- 山:雲取山
- 行程:1泊2日
- アクセス:奥多摩駅からバスで鴨沢へ
- 登山ルート:鴨沢 → 雲取山荘 → 雲取山 → 七ツ石山 → 鴨沢
- 宿泊:雲取山荘テント場
- テント泊料金:1,500円
- テント:ステラリッジ2
- 装備重量:約14kg
- 今回の目的:初めてのテント泊
初めてのテント泊で選んだのは雲取山。
装備を約14kg背負い、鴨沢から雲取山荘のテント場を目指した。
結果としてかなり苦戦したが、テント設営、山中での夕食、テントでの宿泊、翌朝の雲取山登頂まで、初めてのテント泊を一通り経験する山行となった。
アクセス・実績タイム
往路
- 5:00 起床
- 8:28 奥多摩駅着
- 9:20 鴨沢着
- 9:40 登山開始
鴨沢行きのバス停には100人以上の列ができていたが、なんとか2台目のバスに乗車できた。
大型連休時期のため、奥多摩駅から鴨沢へのバス混雑はかなり激しかった。
1日目
- 12:35 堂所付近
- 14:20 ダンシングツリー手前
- 14:40 ダンシングツリー
- 15:00 五十人平野営場
- 15:40 小雲取山
- 16:40 雲取山荘
- 17:20 テント設営完了
- 18:25 夕食開始
2日目
- 5:18 起床
- 6:00 雲取山山頂
- 6:20 避難小屋で朝食
- 7:50 撤収開始
- 9:15過ぎ 雲取山荘出発
- 11:20 七ツ石山
- 13:50 小袖登山口
- 14:31 鴨沢からバス
- 19:20 地元着
今回は初テント泊で約14kgを背負っていたこともあり、1日目は予定より遅れた。
特に小雲取山手前の急登では大きく体力を削られ、雲取山荘への到着は16:40となった。
バスに乗れるかの戦
5:00起床。
前夜は楽しみすぎてあまり眠れず、起きるのがしんどい。
しかしここで失敗すればすべてが終わる。
「ここで負けたら終わりだ」と自分に言い聞かせ、急いで着替えて家を出る。
8:28 奥多摩駅着。
計画通り到着したが、鴨沢行きのバス停には100人以上の列ができている。

「……これ、乗れるのか?」
不安を抱えながら列に並ぶ。
もはや運を天に任せるしかない。

9:20 鴨沢着。
なんとか2台目のバスに滑り込み、満員の車内で安堵する。
「よかった……ほんとによかった」
と胸を撫で下ろす。
14kgという試練
9:40 登山開始。
テント装備で重量は約14kg。
初の装備にしては盛りすぎた感がある。
「これ、いきなり雲取山は無謀じゃないか……?」
と思いつつスタートする。
開始早々、坂でHPを削られる。

12:35 堂所付近。
ゆるい坂ときつい坂の繰り返し。
YouTubeでは「歩きやすい」と言っていたが、おじさんにとっては、
「どこがやねん!!」
と叫びたくなるレベルである。
予定より明らかに遅れている。
バテるおじさん
14:20 ダンシングツリー手前。
ザックの重さが肩と腰に突き刺さる。
完全にバテている。
木陰で休憩し、
- おにぎり3個
- 燻製たまご
- ドーナツ
を補給する。

「食べないと動けん……」
目の前にはうっすらと富士山。

疲れていても、この景色だけは救いである。
14:40 ダンシングツリー。
念願の木に到達する。

「これかぁ、可愛いな」と思わず揺れてみたところ、
通りがかりの人に見られる。
全員、目を逸らしていた。
テント場か、地獄か
15:00 五十人平野営場。
ここで軽装に切り替える計画もあったが、水場が遠く売店もない。


「ここはまだ早いな」と判断する。
15:40 小雲取山。

この手前に鬼の急登が2連続。
「無理無理無理無理!!」
白目を剥きながら進む。
テント装備での登山の洗礼を受ける。
この装備で、
「高尾山で練習するべきだったのでは?」
という考えが頭をよぎる。
野営地確保
16:40 雲取山荘。
分岐で山頂は後回しにし、まずは野営地確保へ向かう。
道は狭く倒木を越える必要があり、なかなかのドS仕様である。

17:20 野営完了。
受付で1,500円を支払い、テント場へ向かうが良い場所はすでに埋まっている。

「うわぁ……遅かったか……」
奥へ進み、草むらと木の間を確保。
ここでステラリッジ2をぶっつけ本番で設営する。

「説明書……どこだ……」
と悪戦苦闘するも、15分ほどでそれなりに完成。
「おぉ、できたじゃん」
モンベルの性能に感謝する。
テントの中は暖かく、寝袋も快適。

横になるとそのままうとうとしてしまう。
夕食の儀
18:25 夕食開始。
山荘前の机に陣取り、ビールを購入する。
「うまい……」
山行後の一杯は格別である。
アルファ米にお湯を入れ、無印のグリーンカレーを温める。
夕日を眺めながら飲んでいると、冷えてきたため熱燗へ移行。
そして完成したグリーンカレーを一口。


「……え、これめっちゃ美味くない?」
普段よりも圧倒的に美味い。
環境が味を変えるとはこのことだ。
20時を過ぎ、静かになった山中。
テントに戻り、明日の日の出に備えて就寝する。
二日目の朝
5:18起床。
日の出を狙って4時に起きるはずが、完全に爆睡していた。
「テントでも普通に寝れるな……」
軽く準備をし、山頂へ向かう。
雲取山山頂
6:00 山頂到着。
曇りながらも富士山がうっすらと見える。
「おおおおお!!富士山!!」
初雲取で見られるとは運が良い。
山頂は多くの登山者で賑わっている。

おじさんは推しメンちゃんを撮る。
それだけで満足である。
6:20 避難小屋で朝食。
気温2℃。寒い。
博多とんこつラーメンを2束茹でる。
【写真:朝ラーメン+推しメンちゃん】


「朝から重いなこれ……」
しかし食べる。
さらにおにぎりを投入して雑炊化。
途中、外に出て富士山を見ながら食べる。
――最高。
撤収と下山
7:50 撤収開始。
装備を整理し、山荘でコーヒーを飲みながら一息。
バッチと手ぬぐいを購入し、のんびりしていたら9:15を過ぎていた。
11:20 七ツ石山。
巻道で帰るはずが、スケベ心で登る。

「なんで来たんだここ……」
鬼の急登に後悔するが、山頂の景色は素晴らしい。

富士山と雲取山が見える。
ラストの苦行
13:50 小袖登山口。
急登を下り続ける苦行。
途中で道を間違え、
「うへえ、やっちまった」
装備を背負ったまま軽く走る。
「……あれ?まだいけるぞ?」
昔、緑色の服を着ていた頃よりは多少、装備は少ないが、
50過ぎても足が動いたことに驚く。
嬉しい。
温泉と帰還
14:31 鴨沢→奥多摩。
バスに乗り、もえぎの湯へ。
30分待ちの混雑だったが、登山後の温泉は格別である。
19:20 地元着。
いつもの店でお疲れ山会。




初カツオ、黒ソイ、揚げナスを日本酒で流し込む。
「いやぁ、やり切ったな……」
今回確認できた費用
- 東京~奥多摩 往復:2,804円
- 奥多摩駅~鴨沢バス停 往復:1,520円
- 雲取山荘テント泊:1,500円
確認できた小計:5,824円
このほか、
- 雲取山荘で購入したビール
- バッジ・手ぬぐい
- もえぎの湯
- 下山後の飲食
などの支出があるが、金額を確認できていないものは無理に加えない。
今回は確認できた実績額5,824円+その他飲食・温泉等として掲載する。
初テント泊で分かったこと
今回、初めてテント泊装備を背負って歩いて感じたのは、約14kgの重さは想像以上に効くということだった。
日帰り装備とは違い、登りでは肩と腰への負担が大きく、小雲取山手前の急登では完全にバテた。
一方で、ステラリッジ2はぶっつけ本番でも、悪戦苦闘しながら15分ほどでそれなりに設営できた。
テントの中は暖かく、寝袋も快適。
日の出を見るため4時に起きる予定だったのに5:18まで爆睡したくらいなので、
テントでも普通に眠れることも分かった。
初回から雲取山はなかなか重かったが、
「自分で背負って、自分で張って、自分で寝る」
というテント泊の一連の流れを経験できたのは大きかった。
今回の失敗・注意点
今回の山行では、初テント泊ならではの反省点も多かった。
- 初回から装備約14kgで雲取山はかなり重かった
- 鴨沢行きのバスは100人以上の列で、乗れるか分からないほど混雑していた
- 1日目は予定より遅れ、雲取山荘のテント場では良い場所がかなり埋まっていた
- 4時起床予定が5:18まで爆睡し、日の出を逃した
- 帰りは巻道の予定だったのに七ツ石山へ寄り道し、自分から急登を増やした
- 下山中に一度道を間違えた
特に大きかったのは、テント泊では日帰り以上に「荷物の重さ」と「時間の余裕」が効く
ということだった。
次回はもう少し装備を見直し、早めにテント場へ着ける行程にしたい。
おじさん評価
公共交通再現性:★★★★☆
奥多摩駅から鴨沢までバスで入れる。ただし大型連休はバス待ちが100人以上になることもあり、
混雑には注意。
テント泊デビュー向き:★★★☆☆
テント泊そのものは楽しめたが、約14kgを背負って雲取山まで登るのは初回としてはなかなか重かった。
山行強度:★★★★☆
距離に加えてテント泊装備の重量が効く。特に小雲取山手前の急登はかなりしんどかった。
テント泊満足度:★★★★★
自分でテントを張り、山で飯を食べ、眠る。初めてのテント泊として強く記憶に残る一泊になった。
富士山:★★★★☆
曇りながらも山頂や七ツ石山から富士山を見ることができた。
山飯:★★★★★
夕食のグリーンカレー、翌朝の博多とんこつラーメン。山で食べる温かい飯は格別。
温泉:★★★★☆
下山後にもえぎの湯へ。30分待ちだったが、登山後の温泉は格別だった。
初テント泊達成感:★★★★★
約14kgを背負い、設営から宿泊、翌朝の山頂、撤収、下山まで完遂。
1泊2日満足度:★★★★★
しんどかったが、「またテント泊に行きたい」と思える山行になった。
山の第3章へ
今回のテント泊デビューで、おじさんの山の思い出は確実に次の段階へ進んだ気がする。
今回一緒に行ってくれた推しメンちゃん
大谷映美理ちゃん
大場花菜ちゃん
音嶋莉沙ちゃん
佐々木舞香ちゃん
ありがとうねええええ。
また一緒に行こうねええええ。
さて、次はどこでテント泊をしようか。

